昨年2009年の１１月頃から、私は、なのか、私もなのか、明主様御教え集を掲載している通信カレッジのサイトを毎日３０分位開いて拝読している。 　何年か前から、存在は知っていて一度開いて見た事もあったけれど、“待て”と命じられた犬のように我慢して見ない様にしていた。 　それがどうにも、人生の先行きが見えないし、このままでは破滅するしかないのに、それを打開する良い考えがちっとも浮んでこないので、まだ知らない明主様の御教えを拝読したいという欲求が抑えがたく高まって来た時に、ある事が起きて、ついに、考えを変えてそのサイトを開いて拝読することにしたのである。 　 　ある事というのは、数年前から参加している地域の合唱団でピアノ伴奏をしていた女性が、蜘蛛膜下出血で突然亡くなられたのである。 　まだ、５２歳の若さだったし、私はその人に浄霊のお声がけをしていなかった事をすごく後悔した。 　それから、『他人事じゃない。私だっていつ死ぬかわからないな。』と、強く実感したし、その人の名前が土居千代美さんだったので、明主様から御教えを読むように言われている気もして、拝読するようになったのである。 　順番どうりではなく、読みたいところから拝読しているけれど、全部読み終わるのは何年先の事か分からない。 とにかくそのおかげで、今まで疑問に思っていた事が随分解けたし、自分の間違っていた点にも気づき、生き方の指針になるアドバイスも与えられて、いろんな悩みも少しずつ解消に向かいつつある。 　大学１回生の５月に、入信のお許しを頂いてからというもの、私の運命は随分変わった。それまでの目標は、プロの作曲家として大成することだった。それが、入信によって、目の前に道がもうひとつできてしまい、Ｂへの道と、Ｐへの道の二つになった。目標は大きいほうがいいから。 　 　その後、Ｂへの道は閉ざされたまま開く事がなく、いつのまにかＰへの道を歩いていたのである。 千里の道も一歩から、とにかく、気の遠くなる話だし、暗中模索の連続で、・・・、今年に入って、ついにきれて、「もういいや！」と投げ出してしまった。 　そして、今いる場所を見てみたのだが、『えっ！ひょっとしてもうゴール？』という気がしてきた。そして、「やったー！！！」と嬉しさが込み上げてきたのである。 　「過ぎたるは猶（なお）及ばざるが如し」、余計な事はしないに限るのだ。 　今いる場所は１８歳の頃立っていた場所である。今私の前にはＢへの道があって、神様から、「もう籠から出なさい！」と言われている気がする。その型も出てきている。 　ただ、「出ろって言われても、いったい何処に？どうやって？」が、わからないので、困っている。無理は駄目だし。 　１８歳の頃と違って、体力は落ちたけど、気持ちはずっと明るい。浄めて頂いて魂も軽くなっている。 それと、年を取ったら睡眠時間が短くても平気になるという事にも期待している。 　私の問題点は、気持ちで年を取って老け込んでしまった事だが、自己暗示をかけて、自分は今１８歳だと思う事にした。 　韓流にはまっているおばさん達は、テレビを見ている時は２０代に戻っているから若返って元気なんだろうが、私は、韓流にははまれない。私は、最近、日本の若い女優の活躍を見て元気をもらっている。 　私は１８歳だから、同級生かな？私も頑張って、一緒に成長しなくちゃと励まされる。 　御教えに、もし、前世の記憶があると、人の奥さんを見て、「あいつは、前世で俺の女房だった。」とか、まずい事になるし、あるいは、前世で自分の子分だった者が、今世では社長になってて使われる事もあり、いろいろ不都合があるので、再生の時に前世の記憶は消される。とあるけど、確かにわからない方が良い事も多い。 　 　前世は前世、今世は今世だし・・・ね！。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０１０．６．） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る