| 平成１８年５月に思う事 先月１９日、朝日新聞の1面に秀明会の記事が出た。その事があって、半年ぶりにアンチの掲示板を読んだ。秀明会の現実をちゃんと知っていたかったからだ。 秀明会の、質問できない、本音が言えない体質は変わっていないので、他に情報を知る機会がないからだ。多くの信者が同じ行動を取ったのではないかと思われる。 そして、いろいろ考え、誰かが読むかもしれないこのページで、それについてどう書こうか悩んでいたのだが、理解してもらえるか心配したり、誰かを説得しようとか、先の事を考えたりせずに、正直な気持ちを書こうと思う。 私は、ほとんど一般信者だけれど、会主様の事は良く知っている。というとおこがましいけれど、結構因縁があるのは事実だ。 今世では、この場では説明できない繋がり方で、遠くから、阿吽の呼吸というか、絶妙なパスと、フォローをして頂き、他の人なら理解できないし、通じないだろうと思う事もちゃんと通じ、その理解力と懐の深さと人間的な大きさに、安心して心を開く事ができた唯一の方である。 私は、今回の記事を見て、心配していた事が起きてしまったという印象を持った。私はオーラの泉の２人のような霊能力があるわけではないが、会主様が前世、誰であったかということに関しては、かなり解っている。 歴史上、有名な人物ばかりで、何人かは大聖者であり、何人かは大芸術家であり、そして、大悪人であったこともある。 大悪人であった事があるという点では、私も人の事が言える立場ではないが、会主様も私もただの大悪人だったのではなく、それなりに理想はあったのだが、その為に死んだ犠牲者はものすごい数にのぼるのでやはり大悪人だったというしかないのである。 私は、２０年以上前、支部で、石田さんを見た事がある。朝７時の礼拝後、１０人位で、先生を囲んで聖教書拝読があったのだが、いつもは皆適当な場所に座るのだが、その日は、私は先生に、｢そこ場所空けなさい。本部から偉い人がみえているから！｣と言われて、場所を移動して道を開けると、先生の次席に座って拝読したのが、石田さんだった。 ｢石田さんは、会主様の秘書をされている、スゴイ人なんよ。抜群に頭が良くて何にでも機転が利くから、会主様から信頼されて、いろいろ任されているそうよ。｣と、後で助教師さんから聞いた。 先生は、幹部の先生をもてなすように気を使っていた。その時は、『ふ〜ん、そうなんだ。そんなに偉いんかい。』という印象だった。 秀明会の現状を見ていると、テレビでやっていた始皇帝の時代をあつかったスペシャル番組を思い出す。その番組では、趙高が影の主役だったが、最期は、始皇帝は趙高に手玉に取られて、秦は滅亡する事になる。 石田さんが趙高だというわけではない。趙高はもっと大物だし、私はけっこう好きなキャラだ。最期がちょっと未練がましくて、美しくなかったけど、一人で秦にほぼ完璧な復讐をやり遂げたのだから、すごいの一言である。 皆、もっと詳細な事実を知りたいようだし、私もそうだけど、会主様が遺産を本当はどうしたかったのかは、霧の中なのである。会主様は、病気の問屋であられた明主様と違って、ご健康だったけれど、最期の数年間は認知症？になられていたようなので、莫大な遺産をどうしたかったのか、誰も知るよしもないのである。 それから、その遺産は、いつ誰がどうやって作ったのか？会主様がおぼけになられた後なのか、前なのか？ 会長先生は、フタを明けてびっくりされただろうし、遺産分割やら何やらで悩まれた事と思われる。しかし、あの新しいお屋敷の件は、まずかったと思う。 秀明会が、宗教でなく会社だったら、１００億遺産があってもかまわないけれど、お金の流れだけ見たら、献金で成り立つ宗教法人は、税金が収入源の公務員みたいなものだから、公私混同は許されない。 以前あったお上へのお歳暮とかは、私も、数回させて頂いたけれど、なぜか、それ以上のお金が不思議と入って来たので、損はしなかったように思う。 美術品購入のお徳積みになったからだと思う。 しかし、心はどうあれ、形だけみたら、権力者への賄賂に似ているから、腐敗に繋がる悪習だから、なくなって良かったと思う。 贈与税を払っていなかったんだとしたら、今回その分が出ていったんだと思う。 会主様は、買い出しに出る奉仕者が、同じ物を普段より高い値段で買って帰ると、｢お金は信者さんの尊いご献金だから無駄使いしてはいけない！｣と、１円単位で、細かくご注意されたと聞いている。 建設ラッシュ時は、お金が必要だったせいもあるだろうけれど、専従者の給料は安かったようだし、成果があがらないと、命様から冗談か本気か、“給料[献金]泥棒”と言われていたようだ。 専従者は献金から給料を頂く事に、感謝の気持ちより、心苦しさの方が強くて、誰か金持ちのパトロンが欲しいと内心願っていたんだと思う。 それで、ご守護か何か知らないけど、男子の資格者の奥さんは、金持ちの娘さんが多かった様である。 会主様も、ご献金を使うのが心苦しくて、お中元やお歳暮が始まっちゃったのかも。 ところで、私としては、記念大祭については、とりあえず会長の謝罪もあり、けなげな純粋さに感動し、お気の毒な気もした。 しかし、私が、アンチの情報で一番ショックだったのは、数年前、英二さんを会長にするという計画があったという内容だ。本当の話なのだとしたら、許せない。と、会長先生に少し腹を立てていたのだ。 アラン・今井先生には、手を合わせて感謝しちゃたのだ。 小山家は新聞に名前が出て、全国的規模で汚名を着せられて、精神的にキツイと思うけど、内外の悪と闘って信者を守って欲しい。と、勝手に期待するばかりである。 それと、アトラクションのコンサートは凄い感動した。聴かなかった人は、大損している。 さっき、ネットで趙高を見ていたら、あの番組の内容とは違う事も書いてあり、どっちが本当なんだ？と、思った。番組では、趙高は始皇帝と同じ年に産まれた趙の元王族の一人で、秦に復讐する為に、自分の意思で宦官になって、始皇帝に近づいたような感じだったけど。 それなら、復讐がメインテーマだけど、そうじゃないんだったら、乗っ取りが目的だった事になって、キャラのイメージが違ってくるんだけど。 私の勝手な見解では、趙高は生まれ変わって、現在日本人として生きている。名前は言えないけど、誰でも知っている有名人。未信者だけど、先月の神慈秀明会のニュースには怒っている気がする。 私は、小山家に清貧を期待している訳ではない。清貧という言葉は、偽善的で、あまり好きじゃない。 『主』の字で言えば、上層にいてもらわないと困る。 病貧争の霊界から、健富和の霊界に救い上げて頂くために、信仰があるんだし、信仰を始める前よりお金持ちになっても、理に適った事だから構わない。 遺産が５０億近くあっても、お金は相対的なものだし、ひょっとしたら、もともと上流階級の小山家には、妥当な額なのかもしれない。 と、無理して思えなくもないけど、いまだに貧の霊界で格闘している人達には、感情的に腹が立つのも事実なのである。 英二さんの場合は犯罪だから、刑務所に入ってもらいたいくらいだけど・・・。 とにかく、キックバックして受け取ったご献金は、秀明会に全額返金して欲しい。 そうでないと、信者も、ご献金に誠が込められないし、心からの感謝の気持ちでお捧げできないと思う。 記念大祭での私の座席は、教祖殿席の全体が良く見える場所（桟敷席の内側）だったので、式典が終わって会長先生が退場される時、多くの信者が頭を下げなかったというアンチの報告が嘘じゃない事を知っている。はっきり言って、“このままじゃ大変な事になる！”と感じた。 会長先生はいつも、信仰の厚い信者に囲まれているだろうから、安心されているだろうけれど、それが落とし穴なのだ。 それから、英二さんを会長にする計画があった事が事実なら、それを、画策した人間には、明主様信仰などない。 会主様のお言葉を無視してさえいる。信者の事など考えていない。 会長先生も、激務と会主様の看護で、疲れて、どうかされていたんだと思う。 どこまでもついてくるおとなしい羊だけがいい信者じゃない。羊は地獄にでもついて来る。 indexへ |